3/24/2011

忙しさで気が晴れる

最近忙しい。
年度末の残務整理…は、それほどでもないが、趣味のバンド活動が活発になっている。
3バンドの掛け持ちプラスα、それだけで十分夜が埋まる。

音楽やってる奴等は音楽をストレス解消の手段に選ぶ。
音楽に没頭すれば少しは気が晴れる。
音楽をしてる間は今起こっている惨事が頭から離れる。
そんな事を痛感する次第。

昨日、ふと日本のロックバンド“ラウドネス”のボーカリストである二井原氏のブログを閲覧して少々驚いた。
東日本大震災の直後にライブ告知をした二井原氏に対して抗議のコメントが殺到していたのである。

二井原氏は、震災について全く触れてなかったわけではない。
(以下抜粋…)

R&R!

被災された方、心よりお見舞い申し上げます!

必ず復興します!

みんなで、力を合せましょう!!


俺が思うに…
(まあ二井原氏自身この後に震災への思いを詳細に書いているのだが)

せいぜいこれくらいしか書けないよ。

この時点では。

俺なんて何ひとつ言葉が浮かばなかったんだから、この励ましの言葉が浮かんだだけでも尊敬に値する。
これだけの文章だけど、そうとう考えて書いたんだと思うなぁ…。

とりあえずその後についてはコメント欄が炎上するだけ炎上したわけだが、肯定するフアン達のコメントと二井原氏自信のブログ更新によって見事に鎮火している。

…ROCK宗教のLOVE&PEACEパワーってのは凄いよなぁ~。

なーんて思いつつ、色々と感慨深かったわけなのよ。

人気者のミュージシャンが変に自粛してライブを中止しまくったら、確かに電力消費は減るだろうけど総合的な経済を考えるとどうだろう…?
この人の信者(?)達まで自粛してしまい、この人だけじゃなく他のライブにも足を運ばなくなるのではないか?
更にはなはだしい場合、音楽媒体すら購入しなくなるんじゃないか?

…そんな不安も避けられないと思われる。

そして当のミュージシャン本人だ。

震災後、度々「俺は音楽をするしかない」なんて感じの発言をよく見掛けるが、最近その気持ちも分かる気がしてきた。
サラリーマンが仕事に没頭して気を紛らすのと同様、ミュージシャンは音楽に没頭する、コメディアンは笑いに没頭する、学生は勉強や部活に没頭する…。
何かに取り組む事で救われる部分が大いにある。

現在、天災ばかりではない暗い今後が予測される。
国民には多くの事を辛抱しなければならない生活が待ち受けていると思われる。
そんなストレスから人的災害も多発する可能性も高いと思われる。

今、人の力が試される時なんじゃないか?

人には得手不得手がある。
不得手なものに努力すると更にストレスが生じるばかりなので、得手なものに取り組むのが吉。

「出来る事をする」

募金や物資の救援、節電、買占めの防止…そして自分が楽しむ事への取り組み。

被災地の復興に取り組む専門家達はそれに取り組み、救助の専門家達もそれに取り組む。
被災者の方々は明日を失わない生活に取り組む。
そして専門知識も技術も持たない、被災もしてない俺のような凡人は、自分の得手なものに取り組もうと思う。

皆が何かしらに取り組む姿勢が、大きな力を生むはずだと思う。

…という完全な独り言。

ひとつだけ断言出来るのは、俺はラウドネス信者なわけではない(笑)

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