以前も書いた トランキライザー というバンド。
13年振りに活動を再開した、という例のバンド。
長年音楽に携っているメンバーではあるものの、バンドとしてのブランクが長過ぎるだけにリハビリには時間が掛かりそうだ。
そりゃカバー曲を原曲通り、とか譜面通りに演るなら何てこたぁない。
トランキライザー風に演らなきゃならんというのが問題なのだ。
各バンドメンバーが納得する形になるまで何度も何度も繰り返し演奏する。
それが数回で「ああ、こう演れば良いのか」と、すぐに結論が出ることは稀なことで「どこが違うんだろ…?」と、いつまでも悩むことが常である。
前日、メンバーの一人から発言があった。
「俺たち、暫くバンドやってなかったから、暫く飲み会やってないよね?」
…うむ、確かに。
「リハビリばっかやってないで飲みの場も設けないか?」
…ほほぉ~。
今思えば…確かにこのバンドが盛んに活動している頃は話す機会が多かったと思う。
ジャズなんか全く無知な俺が今どうにかこうにかジャズの演奏に加われるのも、過去にトランキライザーで多くの音楽討論をした経緯が大きい。
“殆どの音が出尽くした後、どんな音楽が生まれ始めるか?”
“同じ楽曲の中で全てのパートが同じキーである必要はあるのか?”
“カッコイイのはジャスト?ズレ?”
“崩したいならどのタイミング?”
“そもそも考えながら演る音楽ってどぉよ?”
我々は過去に、こんな話を何時間も交わしたものだ。
今より多少若かったという事もあるが、メンバーが集まると必ず深夜に…ヘタすると明け方になった。
たくさん演奏もしたが、たくさん話した。
それがトランキライザー休止中、色んな音楽活動をしながら歳を取るうちに、集まれば1~2時間ほど演奏して終了…という癖が付いてしまったようだ。
…まあ、それが良いことか悪いかことは別な話だが。
少なくとも トランキライザーというバンドは演奏プラス必要以上の雑談が加わらないと向上しない らしい…(笑)
多くの時間は必要だが、それもライフワークであるバンド活動の一環なだけに充実させたいところではある。
とにかく、ゆる~くいきましょ♪
4/27/2012
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いやいや、バンドたるものやはり、演奏より飲みが大切です!
返信削除>Taroさん
返信削除ですよね~!!
演奏はリハで飲みが本番♪