1/17/2012

アルコールを飲む、という事



晩酌は毎晩である。
ほぼ欠かさない。

…で、何を飲むのか?というと、

ビールがありゃビール、もちろん発泡酒でも構わない。
焼酎でこい、日本酒でこい、
バーボンだろうとワインだろうと、

そこにあるものを飲む。

どう考えても『味わう』なんて世界とは無縁。

酔うために飲んでるだけなんだな、うん。


今思えば…

若い頃の方がアルコールを味わっていたような気がする。


ツマミひとつにしても、

「バーボンならこれ」とか
「日本酒ならこれ」とか

はたまた

「ワインは嫌いなんだよ」な~んて、
アルコールの種類に区別をつけたりしていた。


アルコールと音楽の関連性についても、だ。

酔えば酔うほど聴く音楽もアダルトチックになったり…

最初はヴァンヘイレンなんかを聴いてたのが
酔いがまわると、だんだんAOR系になってきて、
泥酔する頃にはジャズを聴いてたりしたもんだ。

ところが、

今となったら何でも良いのだ。

酔い加減と音楽のジャンルは無関係。

ほろ酔いでピンクフロイドでもカーペンターズでも、
はたまたキッスでもクイーンでもOK。
…たぶんAKB48でもKポップでもイケると思うなぁ。

ようは音楽には全く酔ってない。

アルコールで酔ってるのみ。

…そして眠くなったら寝る。





ようは、

歳取ると何一つカッコつけようとはしないんだね。


若い頃は、
『酔う』ことにも自分なりの美学を持っていたわけだ。
『カッコよさ』を追求していたわけだ。

それが今となっては…


…まあ、それが良いとか悪いとかではないのだが、

何となく寂しいかもしんない。


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