3/05/2011
じゃこ
俺はジャコのベース好きだよ、ああ好きだとも。
けっこう前の話だけど、↑の本読んだのさ。
当時は思った…
最低だね、コイツ。
マイク・スターンにしても、ブレッカー兄弟にしても、よく面倒見てたもんだよ、ほんと。
心底ジャコを救いたかったんだろうなぁ…。
ジャコがベーシストじゃなかったら、もっと早く死んでただろうね。
だから神はベーシストとしての人生を与えたのかなぁ?
…そこでね、
最近になって、こう思うわけ。
“ワガママ”とか“身勝手”って言うと聞こえが悪いけど、“素直”とか“正直”って思えば、それはまたそれで正解な気がするのよ。
人間なんてさ、心底は好き勝手なこと考えてるわけじゃん。
それを抑えてるんだわな、社会の一員になるためにさ。
だからジャコの日常なんてのは正直な人間の姿。
だって皆、心の底じゃ思ってるっしょ?
こんな好き勝手に生きてみたいっしょ?
大阪城の堀に飛び込んでみたいっしょ?
飛行機の窓に落書きしてみたいっしょ?
「ギャラ上げろー」って駄々こねてみたいっしょ?
…で、自分本位なだけに、自分以外はどーでもイイの。
決して戦おうとなんてしない。
腹を立てて他人に暴力も振るわない。
そーいう奴ってさ、誰も相手にしてくれなきゃそれでも良いのよ。
自分から誰かに頼ろうとはしない。
事実ジャコだってウェザー・リポートのベーシストとしての地位を築いてから一文無しのホームレスになってるんだしね。
たまたま通りかかったマイク・スターンが声をかけて自宅に連れ帰ったから復帰に至ったわけで…。
そんじゃなきゃ街角のバスケットコートで凍死してただろうね。
…てなわけで、
今は素直に正直に生き抜いたジャコに憧れてるわけ。
ジャコは最低なんかじゃないぜっ
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