2/04/2011

だめだこりゃ

これだけ大勢の人が怒り狂ってるというのに、この人は凄い。

馬の耳に念仏…ん?馬に失礼か。

春風耳を過ぐ…いや、綺麗過ぎるか。

糠に釘…いやいや、糠どころじゃないな。

のれんに腕押し…いやいやいや、のれんほどの内容は持ち得てない。

牛の角に蜂…いやいやいやいや、別に強固なわけではないよな。


………。


ラーメン屋なんかで週刊誌を手にすると、あれだけ叩いてたはずなのに、今や心配されている。

“あの人、頭大丈夫?”

んー…確かに。

自民の元首相だった小泉さんは“牛の角に蜂”って感じだった。
…で、その後ノミの心臓の2名のオボッチャマンが光の速さで脱落。

そして出ました太郎さん。

華麗に…いや、あの濁声は別として“春風耳を過ぐ”てな具合だったなぁ。
何を言われてもニヤニヤして、人を小馬鹿にしてる風貌が凛々しくも感じられたものだ。
心の中で『こんにゃろぉ~…殺したろか』と真剣に思った野党議員も少なくなかったと思われ、現首相も、その中の1人だったというわけなのだが…。


鳩が宇宙から来た七不思議とすれば…今の人は…。


たった一言、っていうかニックネームで済んじゃうと。

何とか地球人に理解出来る発言はしている。
誰に向かって言っているのかもおおよそ分かる。
何をしようとしているのかも見当はつく。

…しかし


どこに向かおうとしているのかが…


もう既に、首相の発言が野党の野次で揉み消されて聞き取れなかったとしても全く問題無しの図。
逆に野次に同調してしまう始末。
国民自体が首相の発言を野次で揉み消したい気持ちに駆られる。

怒るのは無駄な体力を消耗するだけなので、この際妥協しよう。

そうしよう。


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